予防・クリーニング定期健診とお口のメンテナンス
虫歯や歯周病を未然に防ぐため、定期的なチェックとクリーニングをご案内しています。
長く健康なお口を保つための予防を重視しています。定期ケアで、お口の健康を長く守りましょう。
歯のメンテナンスについて
メンテナンスの重要性
ある統計で、50歳から失う歯の平均本数を調べたところ、メンテナンスを続けている方は、失う歯の本数が10年間でわずか0.7本、ところが歯やお口の中が痛くなった時にだけ歯医者に行く人は、10年間で5.4本もの歯を失うことが分かりました。
最新技術に裏付けられた適切なメンテナンスが、歯の喪失を平均で5.4本から0.7本にまで抑えることができることを、まずはご承知おきください。
Cure(治療)からCare(予防)へ
虫歯になって治療するという連鎖を断ち切るため、治療がすべて終わったら予防をして虫歯ができない環境づくりをおすすめしています。
治療が終わったら、3ヶ月に1回ぐらいのペースで予防のために通っていただくと虫歯治療の連鎖から抜け出せます。
機械を使ってプロが歯をクリーニングしますので、お気軽にスタッフにご相談ください。
歯のクリーニングCleaning
PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)
PMTCは、歯科衛生士が専用の機械を用いて行う歯のクリーニングです。
汚れのたまりやすい箇所や自分では磨きにくい部分(歯と歯の間や、歯と歯肉の間)を、清掃用の電動回転器具とブラシ・やわらかいゴムのカップ・プラスチックのチップなどを用いて1本1本丁寧にクリーニングし、徹底的に汚れを落としていきます。
例えば、歯肉縁上ならび歯肉縁下1~3mmのプラーク(口内細菌のバイオフィルム※)を、すべての歯面から機械的な回転器具とフッ素配合ペーストを使って取り除きます。治療のためのクリーニングではなく、美しく健康な歯を維持するために行う特別なクリーニングです。
※バイオフィルム
口腔内には常時約300~400種類の微生物が存在します。その微生物が凝集し、歯面に付着した状態がバイオフィルムです。水で流しただけでは取れず、こすり洗いしてようやく取り除けるほど強固に付着しており、全身疾患の原因にもなります。
効果01
虫歯・歯周病予防
虫歯と歯周病の主な原因は、両方ともプラーク(歯垢)です。
通常の歯みがきでは、プラークが1~2日で再形成されてしまうのに対し、PMTCを行うとその形成を遅らせることができます。
効果02
歯肉炎の改善・歯質強化
PMTCにより、歯肉縁下のプラークを完全に除去し、歯肉炎の症状を改善します。
さらにフッ化物の塗布により、歯の再石灰化を促進させ歯質も強化されます。
効果03
歯の白さを取り戻す
毎日の歯磨きと定期的なPMTCで歯の着色を除去し、本来の綺麗な歯に戻す効果もあります。
定期健診のすすめ
定期健診ではお口全体を確認します
お口の健康を長く保つためには、痛みや違和感が出てから治療するだけでなく、定期的に歯科医院でチェックを受けることが大切です。虫歯や歯周病は初期段階では自覚症状が少ないことも多く、気づかないうちに進行してしまう場合があります。
定期健診では、虫歯や歯周病の確認だけでなく、歯石や汚れの除去、噛み合わせのチェックなどを行い、お口の状態を総合的に確認します。毎日の歯磨きでは落としきれない汚れも、専門的なクリーニングで清潔な状態を維持しやすくなります。
また、早期発見・早期治療につながることで、将来的に大きな治療を避けやすくなる点も定期健診のメリットです。
定期健診で行う内容
- 虫歯・歯周病のチェック
- 歯石や着色汚れのクリーニング
- 歯磨き方法の確認・アドバイス
- 噛み合わせや詰め物・被せ物の確認
- 必要に応じたレントゲン検査
エアフローについて
エアフローは、専用の機器を使用して微細なパウダーと水を歯に吹き付け、歯の表面の汚れや着色を落とすクリーニング方法です。コーヒー・紅茶・ワイン・たばこなどによる着色汚れの除去に用いられることがあります。
歯の表面を傷つけにくく、細かい部分の汚れまで落としやすいのが特徴です。
着色汚れの除去を目的としたクリーニングのため、歯そのものを白くするホワイトニングとは異なります。
また、お口の状態によっては刺激を感じる場合があるため、気になる症状がある方は事前にご相談ください。
エアフローによるクリーニング後も、毎日の歯磨きや定期的なメンテナンスを続けることで、お口の健康維持につながります。
エアフローのメリット
- 細かい部分の汚れまで除去しやすい
- 歯を傷つけにくい
- 短時間で清掃しやすい
- 矯正装置や被せ物周辺の清掃にも対応しやすい
フッ素塗布について
フッ素塗布は、歯の表面にフッ素を塗ることで、虫歯になりにくい環境づくりを目指す予防ケアです。歯質を強化し、毎日の飲食で溶け出した歯の修復を助ける働きが期待できます。
特に、お子さまの生えたての歯は柔らかく虫歯になりやすいため、定期的なフッ素塗布が予防ケアの一つとして行われています。成人の方でも、虫歯になりやすい方や矯正治療中の方におすすめです。
フッ素塗布は1回で終わりではなく、定期的に継続することが大切です。また、毎日の歯磨きや定期検診と組み合わせることで、より効果的な虫歯予防につながります。
フッ素塗布で期待できる効果
歯を強くする
フッ素が歯に取り込まれることで、酸に溶けにくい強い歯質へ導きます。虫歯菌が出す酸への抵抗力を高める効果が期待できます。
再石灰化を促進する
食事などで溶けかけた歯の表面を修復する「再石灰化」を助け、初期虫歯の進行予防につながります。
虫歯菌の働きを抑える
フッ素には、虫歯菌が酸を作り出す働きを抑制する作用があります。これにより、虫歯のリスク軽減が期待できます。
